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IMF・世銀春季会合におけるソーシャルメディアの取り組み

Katsuyoshi Tachiiri's picture

今年10月には東京で年次総会が48年ぶりに開催されるが、今週ワシントンDCにある世界銀行とIMFの本部で春季会合(Spring Meetings)が開催されている。今年の主要テーマはソーシャルセーフティネット、社会的説明責任、そして雇用。今年の春季会合の特徴の一つとして、特にソーシャルメディアの発信を強化するいくつかの試みが取り入れられている。

まずはライブブログとウェブキャストである。主なパネルディスカッションなどのイベントには世銀の広報を担当する対外関係総局のオンラインメディアチームのスタッフが、現場でいながらにして議論の内容を各国言語でリアルタイムの実況で世界中に伝えている。ライブイベントはワールドバンク・ライブというセクションで紹介され、ハッシュタグは#WBLIVE 。これにより、実際参加していなくても、議論の内容を知ることができ、また議論に参加することも可能だ。

イベント予告の掲示板には大きくツイッターのサインがハッシュタグの一覧と共に写しだされている。


 


もう一つの柱は5つの質問5分間 (5 Questions in 5 Minutes)と名付けられた質疑応答形式のライブセッションで、こちらは今回初の試みである。世銀加盟国の閣僚や議員、市民社会(CSO)の代表など選ばれた約30名のゲストスピーカーが、事前にインターネットで公募された質問に回答する模様がストリーミング中継される。インタビュアーは世銀の広報担当などの世銀スタッフが手がけている。5分間という時間は短く、春季会合中、多忙なゲストに配慮したものになっているが、その分質問に対して要領よく回答することが求められるのでテンポよく進行する。
 

 世銀本部1Fロビーに設置された仮設スタジオ


 

主なスピーカーは以下の通り。英語以外のスピーカーのインタビューもいくつか含まれている。

Mr. Christian Friis Bach(デンマーク開発相)

Mr. Jose Antonio Meade (メキシコ大蔵公債相)

Mr. Fernando Lorenzo (ウルグアイ経済財務相)

Mr. Andrew Mitchell (英国国際開発相)

Ms. Corazon Juliano-Soliman (社会福祉及び開発省長官)

Mr. Michael Elliott (ONE代表)

Mr. Marek Belka (ポーランド国立銀行総裁)

Ms. Reeta Roy (マスターカード財団代表)

 

今回は日本から、NGOジョイセフの専務理事を務める石井澄江さんと国際協力学生ネットワーク「絆」代表の加藤翼さんの二名が、それぞれCSOとユースの代表として4月21日の午後1時半と2時(いずれも米国東部時間)にそれぞれ登壇する予定だ。

 

上記の動画は全てアーカイブされており、ライブ中継を逃しても後から閲覧することができる。

 

関連リンク:

5 Questions in 5 Minutes

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