地下鉄システムを自然災害から守るには:日本に答えを求める海外の国々 写真: Evan Blaser/Flickr ペルーとエクアドルが抱える災害リスクの中でも特に大きな問題は、都市への人口集中と地震災害に対する脆弱性です。2007年、ペルー南部の沖合でマグニチュード8.0の地震が発生し、520人の命を奪い、数え切れないほどの建物が損壊しました。2016年にエクアドルで起きた最近の地震の犠牲者数は200人を超え、さらに多くの人が負傷しました。 もちろん、こうしたリスクは中南米の国だけに存在するわけではありません。世界有数の地震多発国である日本は、耐震性に関して他に例を見ない経験を培ってきました。国による地震リスクの管理体制の要となってきたのは交通セクターです。地震が交通インフラとその運営、乗客の安全に与えるであろう影響の大きさを考えれば、それも当然のことと言えるでしょう。 次を見る » タグ: 交通法律と規制災害都市開発運輸東アジア・大洋州ラテンアメリカ・カリブ海ペルー日本エクアドル災害災害リスク管理復興強靭性地震都市交通地下鉄鉄道電車持続可能な都市持続可能なコミュニティ