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環境

災害への備え:先人のメッセージが伝えることは?

Ko Takeuchi's picture
Also available in: Russian
Photo via Wikimedia Commons
「奇跡の一本松」:2011年の大津波に耐えた樹齢250年といわれる松の木。19,000 人の犠牲者を追悼するモニュメントとして保存されている。 (写真:ウィキペディア・コモンズ)
災害リスク管理というと、地域社会が将来起こりうる災害リスクに備えるための最先端技術に目を向けがちである。そうした先端技術はもちろん重要であるが先人たちが残した洞察力あふれるメッセージもまた災害を未然に防ぐための大いなる手助けとなることに私は着目したい。

先人の知恵は、人々を災害から守る方法(既存リスクの低減)と、人々を災害による被害から遠ざける方法(新規リスクの回避)を教えてくれている。私はつい最近、アルメニア共和国、キルギス共和国、タジキスタン共和国の政府代表団とともに日本を訪れた。災害リスク管理に焦点を当てた視察を行い、災害の経験を明確な教訓として次世代へ受け継いでいく日本の文化を学ぶためである。

データ:200種以上の植物が絶滅の危機に瀕している国

Tariq Khokhar's picture

生物多様性は、生態系が正常に機能するために欠かせない。 世界開発指標に掲載されている国際自然保護連合のデータによると、上記の図で示された20カ国では、一カ国あたり200種以上の植物が絶滅の危機にさらされている。

興味深いのは、絶滅の危機に瀕している植物の数が、絶滅危惧種の魚類と鳥類、哺乳類をすべて合わせた数字とほぼ同じということだ。

 

絶滅の危機に瀕している植物の数は、絶滅危惧種の魚類と
鳥類、哺乳類の総計にほぼ等しい

 

下の一覧では、国別の絶滅危惧種の数を、植物、鳥、魚、哺乳類と種目別に記載している。より比較しやすいグラフとするには、数字が突出しているエクアドル(ガラパゴス諸島を含む)をクリックの上、非表示(Exclude)を選択すればよい。

国別の絶滅危惧種の数(植物、鳥、魚、哺乳類)

データ革命の活用と、地理空間技術を駆使したより効果的な土地管理

Klaus Deininger's picture


【概要】
地球観測の精度向上、コンピュータの性能拡大、通信機能の進展は、各国政府、世界銀行による効果的な土地管理を可能にし、ひいては貧困削減と繁栄の共有促進にも役立つ大きな可能性を秘めている。

このような技術は、世界銀行の取組み領域を以下の3つの観点で大きく変えることになるだろう。

インド:防災面で広がる女性の役割

Malini Nambiar's picture
Women community leaders
女性コミュニティーのリーダー達。 写真: World Bank


【概要】

3月8日は国際女性の日だ。インドにおいて女性は伝統的に家庭を守る立場であることから、防災面での役割は見過ごされてきた。しかし、インドの沿岸地域を バスで巡り、各地の防災プロジェクトを支援する「強靭性構築への道(Road to Resilience)」プログラムを通じ、防災面でいかに女性がリーダー的役割を果たしているかが見えてきた。

これは、世界銀行と防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)が支援する、インド沿岸部地域の脆弱性改善と防災対策を目的とした、国立サイクロンリスク軽減プログラムと沿岸災害リスク軽減プログラムの成果のひとつである。

しかし、女性は家庭内役割を担うべきという見方がまだ根強く、女性の能力を生かすことは難しいのが実情だ。この旅を通じて、女性を意思決定に巻き込むことが、個人の災害対応力育成につながるだけではなく、女性の力を活かした地域全体の防災力向上につながると考えている。

 
Road2Resilienceプログラム: 復興への道 (英語) 

レジリエンスに富んだ開発への道 – 2015年以降に向けて

Francis Ghesquiere's picture

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世界銀行グループは現在、WBG-IMF春季総会のためワシントンに集まる188の加盟国からの代表者を迎え入れる準備で、活気に満ちている。

世界銀行防災グローバルファシリティ(GFDRR災害リスク管理チームにとり、欧州連合、日本政府、USAIDと共催の、第4レジリエンス・ダイアログ開催準備のため、非常に重要な時期である。今回は、2015年以降の開発のフレームワークにおいて、災害と気候変動に対する強靭性(レジリエンス)を強化することにより貢献可能な役割を中心に取り上げる。