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感染症危機対応から強靭性の構築へ:再建に向けた支援

Joachim von Amsberg's picture
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ちょうど2週間前、シエラレオネでは、エボラ出血熱の流行終息が宣言され、市民は首都フリータウンの街に繰り出し、踊ったり歓声を上げ終息を祝った。4,000人近くがこの恐ろしいウィルスの犠牲になった同国にとって、終息宣言は祝福に値する画期的な出来事である。

衛星技術を使った気候関連災害対策-アフリカの農家を守るために

Keiko Saito's picture
エチオピア:トマトを仕分けする農民。 写真撮影:Stephan Bachenheimer / 世界銀行
エチオピア:トマトを仕分けする農民。 写真撮影:Stephan Bachenheimer / 世界銀行

農業では、ときに予測が難しい局面があります。特に気候関連災害の影響を受けやすい地域の貧しい農民の場合、この傾向が高くなります。人口約10億人を抱えるサブサハラ・アフリカ[1] では、農業が今も雇用の約64%を占めています。その上、耕作地の95%以上は、灌漑設備の恩恵を受けることができず[2]、雨水に依存する天水農業が行われています。そのため、干ばつなど気候関連の災害により、アフリカ全土で作物の損失や家畜の死が頻繁に発生し、多くの人々が被害を蒙っています。さらに、気候変動が状況を悪化させると予想されています。

男女平等を促進していない国は経済的にも伸び悩む

Sri Mulyani Indrawati's picture
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© Stephan Bachenheimer/World Bank


女性だという理由のみで、特定の業務に就労することを禁じている国は世界で100カ国に上る。女性に対する差別的法律が少なくとも1つ存在する国は150カ国に達する。女性を不利な立場に置く法律が全くない国は18カ国のみである。

次なる感染症の世界的流行への備えはできているか? 世論は否定的

Jim Yong Kim's picture
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リベリアの首都モンロビアで患者の体温を測る看護師  © Dominic Chavez/World Bank


外交官や科学者の間では、こと外交政策や世界的脅威への取り組みに関する限り、一般市民は何が最善策なのかをよく理解していないという通論がまかり通っている。課題が複雑すぎて一般には理解し難いからだと専門家は言うのである。だが、最近行なわれた世論調査の結果を見ると、感染症の世界的流行が人命と経済に深刻な脅威となり得ること、そして、そのために何をすべきかを多くの人々がよく理解していることが示されている。

レジリエンスに富んだ開発への道 – 2015年以降に向けて

Francis Ghesquiere's picture

 

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世界銀行グループは現在、WBG-IMF春季総会のためワシントンに集まる188の加盟国からの代表者を迎え入れる準備で、活気に満ちています。

世界銀行防災グローバルファシリティ(GFDRR災害リスク管理チームにとり、欧州連合、日本政府、USAIDと共催の、第4レジリエンス・ダイアログ開催準備のため、非常に重要な時期です。今回は、2015年以降の開発のフレームワークにおいて、災害と気候変動に対する強靭性(レジリエンス)を強化することにより貢献可能な役割を中心に取り上げます。

災害・気候リスクは、ミレニアム開発目標(MDG)の最初のフレームワークのなかでは取り上げられていませんでしたが、最近では、災害による物理面の壊滅的な影響、経済的損失やGDP統計に留まらない影響の例が数えられないほど見られます。災害・気候リスクは、貧困削減や持続可能な開発といった目標の達成を妨げることが明らかであるため、MDGに代わる開発フレームワークのなかに統合する必要があります。

これにはさまざまな方法があります。2月にジャカルタで開かれた災害リスクの削減およびポスト2015年開発アジェンダに関する世界会議では、ポスト2015年の目標全体において、災害に対する強靭性を各目標に横断的に関わるものとして主流化しつつ、災害リスク削減という単独の目標と組み合わせるべきであるという結論が出されました。開発の「障壁」という広い意味での強靭性に関する目標のなかに災害に対する強靭性を入れ込むべきという声がある一方、災害管理に具体的に的を絞った単独目標を掲げるべきだという声もあります。詳細は未定ですが、新しいフレームワークでは、繁栄と持続可能性の共有が中心テーマになることが明らかになってきています。

この点を考慮し、将来の課題(急速な都市化と、4℃の地球温暖化とこれに伴う異常気象という非常に具体的な脅威)に直面するなか、災害・気候リスクを無視できないことは分かっています。私たちが今日下す決定は、最終的には、繁栄と持続可能な成長軌道の共有を達成できるかを左右することになります。