4月12日に開催される次回のソブリン債務ラウンドテーブルを前に、最近の動向について簡潔に説明すると共に、過剰債務に苦しむ国々が財政の持続可能性を実現できるよう、改めて迅速な行動を呼びかけたいと思います。
新型コロナウイルス感染症危機が始まったとき、国際開発協会(IDA)の支援対象国は既に膨大な債務に苦しんでいましたが、危機により一部の国では債務過剰のリスクが高まりました。そうした国々は、2021年末までに資金ニーズが平均を上回るとみられるため、いくつかの厳しい選択を迫られています。IDAは、各国が急速に高まる危機に対応できるよう、グラントや無利子または低利子での融資など、…
国際開発協会(IDA)は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による公衆衛生上の危機と経済的危機への対応を続けています。西尾昭彦 世界銀行開発金融担当副総裁によるブログでは、新たな貧困層、食糧危機、対外債務過剰のリスクが大きな国、小国における成長縮小、包括的な回復、の5つの課題を挙げ、世界の最貧国における強靭な回復に向けた道を提示しています。
2021年1月5日発表の「世界経済見通し(GEP)2021年1月版」では、世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による急激な落ち込みから徐々に回復するとみられるとしていますが、2021年の経済成長は4%の見込みで、危機以前の予測をなおも5%以上下回る水準となります。ブログでは新型コロナウイルス感染症の新規感染者数、世界経済の予測、2022年までの危機以前の予測との開き、…
2020年、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が生活のあらゆる側面に影響を及ぼしました。ブログでは、新たな貧困層、景気低迷、債務負担の軽減、出稼ぎ労働者による本国送金額の減少、学校閉鎖、インターネット格差、ジェンダー格差、脆弱性・紛争・暴力(FCV)の影響下における貧困等、12項目の調査結果を図表を用いて紹介しています。
世界銀行は本日、「持続可能な開発目標(SDGs)アトラス2020年版」を発表しました。今年のアトラスはウェブ版として発表され、インタラクティブな語りかけと創造性に富んだデータ視覚化を通じて、持続可能な開発目標の進捗状況を分かりやすく説明しています。
世界銀行グループの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する2020年4月10日までの一週間の主な動きのまとめを、デイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁のブログでご覧ください。
世界銀行グループの2019年の年次総会は、10月14~20日、ワシントンDCで開催予定です。
G20大阪サミットにおいて、デイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁は世界的な不平等の是正と包摂的かつ持続可能な成長の実現について強調しました。
持続可能なレベルを超えて債務を累積させれば、その国の開発効果は危機に瀕します。途上国が持続可能な開発目標(SDGs)の達成に必要な投資資金を調達するには、持続的な債務管理が不可欠です。