マリ・エルカ・ パンゲストゥ

マリ・エルカ・ パンゲストゥ

世界銀行専務理事(開発政策・パートナーシップ)

2020年3月1日より現職。世界銀行開発経済総局(DEC)開発研究・データ・グループ及び対外関係部門を統括。2020年7月1日より、世界銀行グローバル・プラクティス・グループの業務についても統括予定。

2004~11年にインドネシア貿易相、2011~14年に同観光・創造経済相を歴任し、政策・組織運営に関する専門知識を有する。
国際貿易、投資、多国間・地域・国レベルでの開発に関連する分野で、学術界、トラック2協議(民間有識者間の意見交換)、 国際機関、政府において30年以上の幅広い業務経験を持つ。

最近では、コロンビア大学国際共同政策大学院のシニア・フェロー、インドネシア大学国際経済学部教授、リー・クアンユー公共政策大学院とオーストラリア国立大学クロフォード公共政策大学院の非常勤教授、インドネシア経済研究局(IBER)とジャカルタのインドネシア戦略国際問題研究所(CSIS)の理事を務めた。

各種のグローバルな課題について世界的な専門家として高く評価されており、ワシントンDCにある国際食料政策研究所(IFPRI)所長、アブダビにある国際再生可能エネルギー機関(IRENA)のエネルギー転換の地政学に関する世界委員会のアドバイザーを歴任。この他にも、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)意思決定機関、持続可能な海洋経済のハイレベル・パネルの専門家グループ共同議長、WHO保健イニシアティブのパネル、アクセス平等のためのイニシアティブ、インドネシア低炭素開発イニシアティブの理事、国際商業会議所(ICC)理事等、理事会やタスク・フォースのメンバーを務めた。また、複数の民間企業の取締役でもある。

オーストラリア国立大学にて経済学の学士号と修士号を、カリフォルニア大学デービス校にて経済学博士号を取得。既婚、2子。