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2020年4月10日 今週の動き:重大な局面を前に

???????????????????? ??: © ???? デイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁 写真: © 世界銀行

世界銀行グループのこの1週間の主な活動をお伝えしたい。

我々の喫緊の目標は、世界規模の緊急医療支援の迅速な展開、および経済が減速する中で人々を支援し、強化を図るためのプロプロジェクトの推進である。

世界銀行グループのほとんどの職員は在宅勤務を続けているが、 グループ内では13人の感染が確認されている。

次にこの1週間の世界銀行グループの主な動きをまとめる。

  • 世界銀行は迅速な行動をとり、52カ国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連のプロジェクト実施に資金を提供しており、今後数週間のうちに、さらに50カ国での実施が開始される見込みである。
  • 国際金融公社(IFC)の現在までの新型コロナウイルス感染症対応パイプラインは、300を超える企業が含まれ、計89億ドルにのぼる。
  • 今週、多数国間投資保証機関(MIGA)は、新型コロナウイルス感染症感染拡大への対応に取り組む民間セクターの投資家及び金融機関を支援するため、65億ドルのファシリティを立ち上げた。MIGAの引受機能を至急必要な医療機器の購入に振り向けるとともに、企業や個人事業主への運転資金の提供、各国政府の短期の資金調達需要を支える。
  • 我々は、新型コロナウイルス感染症に関連する機器の製造業者およびサプライヤーと協力し、各国の医薬品および医療機器の調達を支援する。 現在20カ国の調達オプションを検討中だが、 医療機器や消耗品の需要は供給を上回っており、納品までに要する時間が長期化している。
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  • 世界銀行と国連世界食糧計画(WFP)は、サブサハラ・アフリカ地域の国々に必要な食糧や医療物資を輸送する方法を検討中である。
  • 世界銀行国際通貨基金(IMF)は、IDA借入国債務救済に関する共同声明に基づき、貧困国の債務救済を呼びかけている。実施については、G20国際金融アーキテクチャーに関するワーキンググループの会議で今週2度議論された。
  • 債務救済については来週、G7およびG20財務大臣・中央銀行総裁の会合と、17日世界銀行・ IMF合同開発委員会で議論される予定で、幅広い支持が期待される。
  • 我々の主たる呼びかけの原則は簡潔である。
  1. 返済猶予を求めるIDA借入国からの債務返済の一時停止の実施を5月1日から行うために、すべての二国間の公的債権者の参加。
  2. 世界銀行IMFは、返済延期期間中において債権者およびIDA借入国と緊密に連携し、債務データと債務返還要件に基づいて各国の債務の持続可能性の見通しを評価する準備が整っている。

私が世界銀行グループの総裁に就任したのはちょうど1年前だった。 このパンデミックは私たちの生活を変えるほどに、健康と経済に深刻で前代未聞の危機をもたらした。私はその展開に恐怖を感じると同時に、世界銀行グループの支援活動の迅速さと幅広さに感謝する。

 LinkedIn投稿より転載


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投稿者

デイビッド・ マルパス

世界銀行グループ第13代総裁(2019年4月9日~2023年6月1日)

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